福島県郡山市の郡山女子大附属高校で、40代の女性講師が偽教員免許で授業をしていたとして懲戒免職となりました。
同講師は福島県内の公立中学や高校でも勤務していて、合計9年間、無免許で授業していたそうです。
勤務していた学校は以下の通り。
2006年11月〜2007年3月
福島市渡利中学校
2007年4月〜2013年3月
県立郡山東高校
県立安積黎明高校
2013年4月〜今年10月
郡山女子大附属高校
同校と福島県教育委員会は、公文書偽造行使の疑いで刑事告発する方針です。
同講師が6年間勤務した郡山東高の竹田真二校長は「(元同僚の教員から)勤務態度には特に問題はなく、生徒たちから慕われていた教員だったと聞いている」とメディアに語っています。
確かに法律違反は良くないことです。が、生徒から慕われるということは「良い先生」だったのでしょう。最近はさまざまな犯罪に手を染める教員免許を持った正式な先生が多くいます。犯罪を犯さなくても、生徒から見て「変な先生」って、たくさんいます。
「教員免許を持った変な先生」と、「無免許の良い先生」と、どちらがいいのか考えさせられるニュースでした。