風に吹かれて

衆議院解散 増税推進から一転反対に転じたえげつない民主党

衆議院が解散しました。こういう時に政治家の本性が出ますね。民主党は解散前は三党合意を守って増税せよと言っていたのに、解散総選挙が決まるやいなや、増税反対に立場を鞍替えしました。そのまま増税を訴えれば選挙に勝てないことは明らかだからです。みえみえの選挙対策です。こんなに信念の無いことやって大丈夫なんでしょうか。政治家である前に、人として恥ずかしくないんでしょうかね。

同政党が政権を取った時の選挙でも、できもしない美辞麗句の選挙公約をならべて、国民はまんまとだまされました。鳩山、菅とその例を見れば明らかであるように、民主党は信念の無い、ブレにブレまくる、自らの生き残りのためならば平気でウソをつく人たちが集まっている集団なのでしょう。自民党も別に好きではないですが、民主党よりは100倍はマシだと思います。

みんなの党解党も面白い。みんなの党がついに渡辺氏ひとりの党になってしまいました。「みんなの党」という名前自体に語義矛盾がありますから、こういう結末になることは必然と言えましょう。日本にはまともな野党が無い。共産党はなんで21世紀のこの時代、いまだに存在しているのだろうという感じですし。

結局、日本はまだまだ政治のレベルが低いということなのでしょう。アメリカの共和党と民主党の関係のように、自民党を脅かすくらいのまともな野党が出てきた時が、日本の政治レベルが上る時なのかも知れません。

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