風に吹かれて

個性無き時代ー男はミニバンなんかじゃなくスポーツカーに乗れ!

ferrari

ショッピングセンターの駐車場。高速道路のサービスエリア。周りを見れば白と黒と銀色の車ばかりの世の中にあって、たとえありふれたフォルクスワーゲンのゴルフでも、BMWミニでも、街で見かければ少しは嬉しい気分になります。

画一化。無難。横並び。没個性。いろんな言葉が浮かんできます。人はリセールバリューを気にして無難な人気色を選ぶ。そんなつまらないこと気にせずに自分の好きな色の車に乗ればいいのに。

なんでもてんこ盛りの流行のミニバンって、実は貧乏性の人のクルマなんですね。機能満載のデジタルカメラと同じです。引き算の美学ってあるじゃないですか。余計なものを削り取って、残ったものが美しい。だから2人乗りのオープンカーとか、2ドアクーペとか選ぶ人はエラいです。

奥さんや子供たちにせがまれてミニバン乗ってるお父さん方には同情しますが、結婚もしていない若者が1人でミニバン運転してる姿ってなんなのでしょうか。広大な後方空間を無駄に背負って運転して一体何が楽しいというのでしょう?

クルマ好きならミニバンなんかで決して満足してはならない。日本車は信頼性という点では世界一かも知れませんが、なにせデザインがダメです。良さそうに見えても実は欧州車のマネ。

世界には個性的で素晴らしいクルマが沢山あります。男ならいつかはフェラーリ!とか、ポルシェ買ったるぜ!とか、まあ実現できるかどうかは別にしても、それくらいの夢を持って欲しいと思うのです。

モバイルバージョンを終了