風に吹かれて

国連制圧ー無能な国連を描く実際にあってもおかしくない話


テロリストがニューヨークの国連ビルに侵入し、人質をとって身代金を要求し立てこもる話。

テロリストは5人で、国籍がブルガリア人、ウルグアイ人、オーストラリア人、フランス人、日本人という設定。作者トム・クランシーの日本人に関するネガティブな記述がいくつか出てくるが、一般的なアメリカ人の抱いている日本人像なのか、それとも作者独自のものなのか気になるところ。

いずれにせよ、国連が理想とは程遠い組織で、いかに無能であるか、ということを理解できた点は良かった。

国連制圧 (新潮文庫)

トム クランシー,スティーヴ ピチェニック 新潮社 2003-04
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by ヨメレバ

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