風に吹かれて

「イスラム国」後藤健二さん殺害に関して思うこと

嘆きの壁

「イスラム国」が後藤健二さんを殺害しました。最悪の結果となってしまったことはまことに残念ですが、後藤さんも危険は十分承知の上でのことでしょうから、なんとも致し方ないというほかありません。

日本政府はきっとあらゆる手だてを尽くして事態打開にあたったのだろうと思いますので、政府を責めることはできません。こういう状況につけこんで政府の責任を追及する輩が野党議員にいますが、じゃお前らだったらどうするんだ?と逆に質問したいところです。

「イスラム国」は国でもなんでもなく、ただのテロ集団ですから、彼らに同情の余地はない。それを大前提の上で思うことは、人類歴史を通じて、ではキリスト教徒たちは何をしてきたか、白人たちは何をしてきたのか、ということです。

彼らも実は、神の名の下に自分たちの都合で異教徒や有色人種を大量に殺害してきたのではなかったでしょうか。我が国も原爆を2発も落とされ、東京大空襲も含めて何十万人という無辜の民が殺戮されたのは記憶にしっかりとどめておかねばならぬことです。

そういう歴史もふまえて、今猛威をふるっている「イスラム国」をとらえるべきではないかと思った次第です。

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