You Tube を観ていたら、オススメ動画に「Stand By Me」が表示されていた。ベン・E・キングでもジョン・レノンでもない。普通ならスルーするのだが、何気なしに観てみるとこれが素晴らしい。
「Playing For Change」というプロジェクトによるものだ。
アメリカ発の同プロジェクトは、西海岸を中心に活動中のプロデューサー、マーク・ジョンソン氏が立ち上げたもの。音楽を通して世界をつなげ、平和をもたらすことを目的としている。
2005年、ストリート・ミュージシャンを撮影することから始まり、2007年には「Playing For Change Foundation」というNPO(非営利組織)を設立。同ウェブサイトの紹介文には、
“Our mission is to create positive change through music and arts education. “(我々の使命は音楽と芸術教育を通じて、肯定的変化を生み出すこと)とある。
PFCはこれまでバングラディッシュ、ブラジル、ガーナ、マリ、ネパール、ルワンダ、南アフリカ、タイの発展途上8カ国に12の音楽学校を設立し、1000人以上の子供たちが無料の授業に参加しているそうだ。
素晴らしいですね。世界中のミュージシャンが自分の国の自然や街をバックに演奏する様子を撮影し編集。一つの曲をあたかも同時に演奏しているかのように見せるやり方がうまい。
「音楽は国境を超える」ということを感じさせられ、力が湧いてくる動画だ。
プレイング・フォー・チェンジ3~ソングス・アラウンド・ザ・ワールド(DVD付)
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プレイング・フォー・チェンジ ユニバーサル ミュージック 2015-08-26