カーラジオから流れてきた歌声とメロディ。なんていう人が歌っているのだろう。惹かれるものがあったので調べてみると柴田淳という人らしい。こんなことって一体何年ぶり、いや何十年ぶりだろう。中学生や高校生の頃の、未知のものに出会った時の心のときめきのような、そんな気分になった。
透明感のある歌声とメロディ。今流行の言葉で表現するなら「癒される」となろうか。聴いていて心が安らぐ。夜の静寂の中、30年来の友であるステレオのスピーカーから流れてくるメロディはどこまでも優しく暖かい。
CDジャケットの写真で見る彼女の印象は儚い。どこかこの世の人ではないような、まるで月から舞い降りた妖精のような、そんな雰囲気だ。
ヒーリングスピーカー PR-018【YU-ON】」
まるで音の空間に包まれるような感覚